レリーフ

平面を彫り込むか平面上に形態を盛り上げて起伏を与え、図像や装飾模様を表わす造形表現、およびその作品をレリーフという。
皆空窯では、エントランスホールからお寺に至るまで、様々なカタチを表現してきました。

全休寺

1920年(大正9年)上川郡美瑛町に開創、2020年全休寺開創百周年記念事業として本堂、大充閣の改築。構想から2年弱の歳月をかけ制作、本堂欄間に陶器で制作された縦60cmx横50cm程の羅漢陶板60枚を設置する。

SPACE 

3600×5400
(1987)

全ての生命の源である宇宙と限りない発展を遂げようとする企業とを重ね、攪拌した時、右肩上昇の螺旋を描く。(カンデイハウス新社屋正面ロビーレリーフ)

MILKY WAY 

8200×9900
(1991)

「人は人と生まれ、どこへ進もうとしているのだろう」
「人は感じ、思い、また人生の夢を見、思考を膨らますことが出来る」
気の遠くなる時間が我々を育んできたのだろう。
 その遙かな昔、太陽系や銀河系やこの大宇宙が出来たと言う。ビックバン宇宙創造が始まった。今尚、凄まじい勢いで宇宙が広がっているという。
学校という空間もまた多くの若者が集い、「人生の夢を見、思考を膨らませ、明日に向かって拡散してゆく空間」と捉え、この宇宙創造「ビックバン」をテーマに数十個の「Space」という名の陶器を散りばめ、ここに「Milky Way」を現出させる。(北海道岩見沢西高等学校 生徒吹抜けホール)

丘のシンフォニー

3712×2964
(1992)

美しい自然に囲まれた美瑛町には、噴煙を上げる十勝岳を始め、パッとワークのような耕作地、うつくしい曲線の丘など、人と自然が織りなす豊かな交響曲を響かせています。これらをキーワードに美瑛町新庁舎正面柱「丘のシンフォニー(交響曲)」を製作。(美瑛町新庁舎正面柱)

RED SPIRAL

5750×5200
(1994)

限りない発展を掲げる企業を右肩上昇の階段で表し、創業65周年をナナカマドの赤い実65個を持って象徴とした。(壺屋総本店正面レリーフ)

VIEW OF HILL and CORRELATION 967

2790×5870
(1996)

噴煙を上げる美瑛町十勝岳の麓、人と自然が織りなす厳しくも豊かな営み。
永遠のコリレイション(相関関係)と捉え製作。
(白金四季の森ホテルパークヒルズ)

CORRELATION and SCRATCH

4500×2400
(1991)

多くの旅人が交差する場(ホテルロビー)と人と自然が織りなす美しい美瑛の丘陵を重ね製作。(川越プリンスホテル3Fロビー)